バイオハザードシリーズの映画にストーリー性を求めていたわけではないのですが、やっぱり・・・な内容でした。『バイオハザードIV アフターライフ』は3Dだったこともあり、公開時に映画館で観ようかと夫に言われたのですが、レンタルで正解だったかな。これまでのシリーズ作品の中で一番内容が薄かったような気がします(汗)。
話題になっていた通り、今回の始まりは渋谷のスクランブル交差点。そして、最初の感染者を演じるのは歌手で女優の中島美嘉。多くの人々が行き交う雨が降りしきるスクランブル交差点の真ん中で傘もささずに立つ中島美嘉。その横を通り過ぎようとしたサラリーマン風の中年男性に突然襲い掛かるという冒頭のシーンがこの映画の中で一番印象的でした。
でも、その後は東京の地下にあるアンブレラ社東京支部にアリスが潜入して東京支部は壊滅。そしてストーリーは前作の続きに戻る・・・という感じで、冒頭のシーンはその後のストーリーにほとんど関係はなく、ほんのオマケというか、日本のファンへのサービスだったのかなと感じました。
それにしても、東京支部に潜入したアリスが背中に刀を差し、手裏剣のような武器を投げた時には思わず笑ってしまいました(笑)
前作で知り合ったクレアやKマートらが向かったアラスカに到着したアリス。しかし、そこに人影はなく、そこにやって来た人々が乗ってきたと思われるたくさんの小型飛行機やヘリコプターがあるだけ。仲間の姿がなくガッカリするアリスだったが、一人の生存者を見つけその後を追う。アリスに襲い掛かってきたその人物は、クレアだった・・・。アリスは記憶喪失のクレアと共に小型飛行機で飛び立ち、途中、建物の屋上で助けを求める生存者を見つける。元は刑務所だったという刑務所の高くて頑丈な壁のおかげでなんとか周囲を取り囲むアンデッドから身を守ってきたというルーサーを始めとする数人の生存者たち。さらに地下にはルーサー達に囚人と思われ監禁された男クリス(ウェントワース・ミラー)がいた・・・。
クリス役のウェントワース・ミラーを見て、『プリズン・ブレイク』の主役の人だ!と思ったので、とりあえず、クリスは重要な役なんだろうなぁと思いました(笑)
バイオハザードといえば、ミラ・ジョヴォヴィッチ演じる主人公アリスの仲間が次々にゾンビに襲われ、その仲間がT-ウイルスに感染してゾンビ化して、さらに仲間を襲う・・・というところが見どころだったりするわけですが、IVではそれがなかったのが残念。仲間はゾンビに襲われはするものの、そのまま姿を消してしまうだけだったのです。
ストーリーというより、アリスの強さとアクションを楽しむ映画だと思います。ラストは明らかに次回に続く・・・といった感じでしたが、まだ続けるつもりなのでしょうか(汗)。でもここまで観たら、次も観ないとなぁ。
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