私はアメコミ映画が好きで、今までに色んな作品を観てきましたが、その中でも好きなのがX-MENシリーズ。
シリーズ3作目の前作『X-MEN Final Decision』でシリーズが完結するものと思い、その時は映画館で観たのですが、エンドロールが流れ始めるといつも通りすぐに席を立ってしまいました・・・。
実は、エンドロールが流れた後、続きを予感させるようなシーンがあったということは後で知りました。それ以後、DVDをレンタルしてもエンドロールの後にまだ何かあるかもとチェックするようになりました(笑)
この『ウルヴァリン X-MEN ZERO』はシリーズ4作目にあたる作品ですが、映画X-MENシリーズの主役であるウルヴァリンの誕生秘話に焦点を当てているので、時間的には1作目よりも前のストーリーとなっています。
なぜローガン(ヒュー・ジャックマン)がウルヴァリンと名乗るようになったのか、なぜ彼の武器である爪や全身の骨格が超合金アダマンチウムになったのか、さらにはなぜ記憶を失ってしまったのか、など1~3作目ではハッキリとしなかったこれらの理由がこのZEROでようやく明らかにされます。
物語はローガンが特殊能力を持つミュータントとして目覚めることになる幼い頃から始まります。成長したローガンは、同じくミュータントである兄ビクター(リーヴ・シュレイバー)と二人で数々の戦場で兵士として戦うのですが、二人は不死身のため、どれだけ銃弾を浴びても生き続け、戦い続けます。
やがて、ミュータントで結成したチームの一員となったローガンとビクター。しかし、ビクターが人を襲い傷つけることに喜びを覚えた獣のようになると、ローガンはチームを抜け、ビクターの元を去ります。
その後、恋人のケイラ(リン・コリンズ)と二人で静かな山奥で幸せな生活を送っていたローガンの元にかつてのチームリーダー、ストライカー(ダニー・ヒューストン)がやって来て協力を求めるのだが、ローガンはそれをきっぱりと断る。しかし、ローガンの居場所を突き止めたビクターが、ケイラの前に現れて・・・。
ビクターへの復讐に燃えるローガンは、更なる力を得るために超合金アダマンチウムの移植手術を受けることを決意、かつてケイラが話してくれた物語から“ウルヴァリン”と名乗るようになります。
ローガン、ビクターの他にも様々な特殊能力を持つミュータントが登場します。実は、ケイラもある特殊能力を備えたミュータントだったりします。
さらに、ある理由からミュータントに憎しみを抱いていたストライカーがミュータント狩りをして、島にミュータントを集めて人体実験をしていることが分かるのですが、そのミュータント狩りにあう少年の中に、後のサイクロップスがいたりして、シリーズのファンには楽しめる場面も。
アクションシーン満載で楽しめる内容になっています。X-MENを初めて観るという人は、ZEROを観てから、1作目を観ても楽しめると思います。
私もZEROを観たら、また1作目から観たくなってしまいました。ちなみに私はシリーズの中では初期の『X-MEN』、『X-MEN2』の2作品が好きです。
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