『ソルト』と一緒にレンタルしたのが、デンゼル・ワシントン主演の映画『ザ・ウォーカー』。実は、『ソルト』の方が面白いだろうと思っていたのだけど、両方観終わった後の結論は、『ザ・ウォーカー』の方が面白かった、というか私好みでした。ちなみに一緒に観た夫も同意見でした。
舞台は文明崩壊後のアメリカ。街は滅び、砂漠と化し、人々はわずかな水や食料を醜く奪い合っていた。そんな中、イーライ(デンゼル・ワシントン)はひたすら旅を続けていた。イーライは旅の途中で立ち寄った街で、街の独裁者カーネギー(ゲイリー・オールドマン)にその腕っぷしの良さを気に入られ、手下になれと言われるがそれを断る。
しかし、長年探し求めてきた本がイーライの手にあることを知ったカーネギーは力ずくで本を奪おうとするが、それも叶わず、イーライは西へと旅立つ。カーネギーの下から逃げ出した若い娘ソラーラ(ミラ・クニス)は、イーライに自分も一緒に連れて行って欲しいと頼む。一方、何が何でも本を手に入れたいカーネギーは手下を連れてイーライの後を追う・・・。
力のある者が弱い者から水や食料を奪い、女性を襲い、殺すという弱肉強食の世界。一言で言うと、『北斗の拳』の世界でした(笑)。そして、デンゼル・ワシントン演じるイーライがケンシロウ並みに強い。一人で何人もの敵をバッタバッタと倒してしまいます。
カーネギーが欲しがる本が何なのかについてはネタバレになるかもしれないのでここには書きませんが、その本が色んな意味でカギを握ってました!ちなみに原題は『The Book of Eli』。
面白いけど、このまま意外性のないまま終わってしまうのかな?と思っていたところであっと驚かされました。
もっとシリアスっぽい映画かと思ったのですが、どちらかというとアメコミっぽい感じですね。アクションとか。私は、こういうの好きだから楽しめました♪
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