これも面白そうだなぁと思っていた韓国映画『セブンデイズ』。『シュリ』でヒロインを演じたキム・ユンジンが主演の映画です。
敏腕弁護士ジヨン(キム・ユンジン)は、8歳の一人娘ウニョン(イ・ラヘ)を育てるシングルマザー。多忙なジヨンは、なかなかウニョンと一緒の時間を過ごすことが出来ずにいた。
ある日、ウニョンの学校で運動会が行われた。ジヨンはウニョンのために張り切ってリレーに参加、ジヨンが見事1着でゴールした後、ウニョンの姿が見えなくなっていた・・・。
ウニョンは何者かに誘拐されてしまった。ジヨンが警察に知らせたことを知った犯人は、ジヨンに警察をまくよう指示。言うとおりにしなければ娘の命はないと脅迫されたジヨンは警察に嘘をつき、たった一人で犯人に接触を試みるのだが、犯人の要求は金ではなく、ある殺人事件でほぼ死刑が確定している被告チョン・チョルチン(チェ・ミョンス)の弁護をし、無罪を勝ち取れというものだった・・・。
ウニョンを無事に取り戻すためには警察の力を借りることは出来ないため、ジヨンがたった一人で誘拐犯と戦わなければならないのかと思いきや、友人の不良刑事キム・ソンヨル(パク・ヒスン)が力を貸してくれます。
ジヨンが弁護をしなければならない男チョン・チョルチンは、どうみても犯人にしか見えない・・・。それでも、ウニョンを救うためになりふり構わずチョルチンの無罪を勝ち取るために奔走するジヨン。チョルチンに娘を殺害された母親ハン・スッキ(キム・ミスク)の気持ちを思うと同じ娘を持つ母としてやりきれない気持ちになるが、それでもウニョンの命には代えられない。
チョルチンの他に真犯人がいるのでは?という視点から、疑わしい人物を探し出そうとするジヨンとソンヨル。しかし、裁判の日は刻々と迫ってくる。
かなりハラハラドキドキさせられました!ただ、この前観た『チェイサー』もそうでしたが、韓国のサスペンス映画はグロいシーンが多い。必要以上にグロい気がする・・・。そのあたりもう少し何とかならないのでしょうか。そうすれば、もう少し幅広い層に受け入れられそうな気がするんですけどねぇ。
私は終盤にきてようやく、「あ!あの人が誘拐犯なのかも!」と気付きました。その誘拐犯について、さらに裁判になった殺人事件の真相についても二転三転あって、なかなか楽しめました。
韓国のサスペンス映画面白いんですよねー。ただ、一人で観るのは怖すぎる、というかグロすぎるので、夫と二人でないと観れません(;´∀`)
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