『グリーン・ゾーン』はボーンシリーズのポール・グリーングラス監督とマット・デイモンが再びタッグを組んだ作品というだけで期待してました・・・アクション映画として・・・。
ずばりアクションではありませんでした!ジャンル分けするなら、サスペンス?
イラクで大量破壊兵器を見つけ出すという任務につくロイ・ミラー(マット・デイモン)と彼の部下たち。
しかし、彼らが得る情報はいつも空振りで、大量破壊兵器の発見には至らずにいた。何かがおかしいと感じたミラーは、情報源に疑いを抱くのだが、上官には相手にされない。
新たな情報により、大量破壊兵器の探索を行うミラーたちの前に一人のイラク人フレディが近付き、近くの民家でイラクの要人が密会していると告げる。
フレディに案内させ、現場に向かったミラーたちは、数名の男たちを確保するが、後からやってきた隊員たちに彼らを無理やり連れ去られてしまう。
しかし、ミラーは、その中の一人が持っていたメモ帳をとっさに隠していた・・・。
軍の人間に不信感を抱いたミラーはCIAのマーティ・ブラウンに協力を仰ぎ、キーマンである「クラブのジャック」ことアル・ラウィ将軍の居場所を突き止めようとするのだが・・・。
ざっとまとめると、本当にイラクに大量破壊兵器はあるのか?という疑問を抱いた一人の兵士が、その真相に迫ろうと孤軍奮闘する・・・というストーリー。
アクション映画ほどの派手さはなく、戦争映画ともちょっと違う、サスペンスとしてはドキドキ感が足りない。ちょっと中途半端な印象を受けました。
実は、この後『ハート・ロッカー』を観たので、余計に『グリーン・ゾーン』がいまいちに感じられたのかもしれない。
ちなみに撮影監督のバリー・アクロイドは『ハート・ロッカー』の撮影監督のようです。
ボーンシリーズっぽく、スカッとしたアクション映画にしちゃえば良かったかも。でも、この映画には原作があるみたいだからそうもいかないか・・・。
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