ロード・トゥ・パーディション

ロード・トゥ・パーディション [Blu-ray]

トム・ハンクス主演の映画『ロード・トゥ・パーディション』をいつものようにTSUTAYA DISCASでレンタルして観ました。

実を言うと、観る前はあまり期待していなかったのですが、ここ最近観た映画の中では一番良かった!
トム・ハンクスの出演映画って、あまりいいと思ったことなかったんですよね。『フィラデルフィア』は良かったですけど。あと『めぐり逢えたら』も好き。

この『ロード・トゥ・パーディション』で、トム・ハンクスが演じるのはアイルランド系マフィアの幹部マイケル・サリヴァンという男。
サリヴァンには妻とまだ幼い二人の息子マイケル・サリヴァン・ジュニア(タイラー・ホークリン)とピーターがいた。

サリヴァンのボス、ジョン・ルーニー(ポール・ニューマン)は、サリヴァンを自分の息子のように可愛がっており、サリヴァンもまたルーニーに忠誠を尽くしていた。
しかし、ルーニーの実の息子であるコナー(ダニエル・クレイグ)は、父親が息子である自分よりも他人のサリヴァンに信頼を寄せるのを面白く思わなかった。

一方、サリヴァンの息子マイケルは、無邪気に父に甘える弟と違い、自分とサリヴァンとの間に壁があるように感じていた。
ある夜、サリヴァンがどんな仕事をしているのか気になったマイケルは、サリヴァンの車にそっと忍び込んで後をつけた。そこでマイケルが見たのは、コナーが男を殺すところだった・・・。

マイケルに見られたことを知ったコナーは、この機会に目障りなサリヴァンとその家族を始末しようとするのですが、コナーがサリヴァンの家に忍び込んだ時にその場にいたのは妻とピーターの二人だけ。コナーは何のためらいもなく二人を殺害。

妻と息子を殺されたサリヴァンは怒りに震えるのですが、これまで実の息子のように可愛がってくれたルーニーも、やはり実の息子であるコナーが可愛いらしく、コナーへの復讐を許さなかった。

逆に殺し屋マグワイア(ジュード・ロウ)に命を狙われることになったサリヴァンは、息子マイケルと二人で叔母サラが住むパーディション(地獄)という名の町を目指す・・・というストーリー。

サリヴァンというキャラクターの設定がそうだからなのでしょうが、あまり感情を表に出さず抑えた演技のトム・ハンクスが良かったです。

私はマフィア映画好きなのですが、この映画は、マフィア映画らしいダークさもありつつ、父と息子が二人きりの逃避行を続ける中で次第に絆を深めていくという、親子の愛も描かれています。

冷酷な殺し屋を演じたジュード・ロウも、ラブストーリーで見せるのとはまるで違う不気味な表情を見せていて、存在感がありました。ベテランのポール・ニューマンはもちろん、悪役だったけどダニエル・クレイグも良かったです。

ラストは・・・ハッピーエンドとはいきませんでしたが、希望のある結末なので後味は悪くありませんでした。いい映画を観たなぁという満足感を覚えました♪

監督:サム・メンデス
発売元:20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
発売日:2010/05/21
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