ラブリーボーン

ラブリーボーン [DVD]

映画公開時と、DVD化された最近のテレビCMを見て、面白そうだから観てみたいと思っていた『ラブリーボーン』。TSUTAYA DISCASでリストに入れておいたらスグ来ました!早いっ。

14歳のスージー・サーモン(シアーシャ・ローナン)は、互いに深く愛し合っている両親のジャック(マーク・ウォールバーグ)とアビゲイル(レイチェル・ワイズ)、妹のリンジー(ローズ・マクアイヴァー)、弟のバックリー(クリスチャン・アシュデール)の5人家族。まるで絵に描いたように幸せなサーモン一家。さらにスージーは、密かに想いを寄せる上級生のレイ(リース・リッチー)にデートに誘われ幸せ一杯・・・のはずだったのだが、近所に住む男に殺されてしまう。

スージーが14歳で殺害されたというのは、映画の予告でも明らかにされていることなので、ネタバレにはならないと思います。犯人が近所の男だということも映画が始まってわりとすぐにスージーの語りで分かります。

ストーリーの核は、むしろスージーが殺害された後。
愛する娘を失ったジャックとアビゲイルの間にはやがて溝が出来てしまう。一方、妹リンジーは直感的に近所の男が怪しいのではないかと疑念を抱くようになり、犯人もそんなリンジーを疎ましく感じると共に強い衝動に駆られる・・・。

この世と天国の間の世界に留まっているスージーと、残された家族、そして犯人の男のその後が描かれているのですが、たぶん夫は、そのちょっとファンタジーっぽい部分が苦手だろうなぁと思っていたら、案の定、スージーが天国の手前で出会った少女と楽しく遊ぶメルヘンチックなシーンが始まった時、「丹波哲郎かよっ」とツッコんでました(笑)。

スージーが殺害される直接的なシーンは描かれていないので、その点はちょっとホッとしました。スージー役の女の子はとてもかわいらしいので、そういうシーンはちょっと見たくないと思ったので。

でも、ハラハラするシーンも結構あって、サスペンスとファンタジーが混在したような不思議な映画でした。それが、かえってストーリーを中途半端にしてしまったような気がします。後半で、実話に基づいているのかな?と思うような部分があったのですが、そういう情報はないみたいです。小説が原作のようです。

出演シーンはそんなに多くないけど、タバコをスパスパ、お酒をガンガン飲んで派手な格好をした変わった祖母リンを演じたスーザン・サランドンは、やっぱり存在感がありました☆

そして、犯人役のスタンリー・トゥッチ!アカデミー賞助演男優賞にノミネートされたというのも頷けます。不気味な中年男を見事に演じきってます。本当に気持ち悪かったです(;´Д`)

著者:アリス・シーボルト
翻訳:イシイシノブ
出版社:ヴィレッジブックス
発売日:2009/12/10
参考価格:¥903
価格:¥903
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原作はアリス・シーボルトの小説『ラブリー・ボーン』。

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